会社やショップのロゴマークが入ったシールの魅力とは?

会社やショップのロゴマークが入ったシールは、その企業の魅力を視覚的に訴える力があるアイテムです。

ここでは、私がこれまでに接してきロゴマーク入りのシールのなかから、特に印象深いと感じたシールについてお話ししてゆきましょう。ロゴマーク入りシールの持つ魅力や特徴について理解を深める上で役に立てば、と思います。

先日、大阪梅田でお洋服のお買い物をした際、ショップで入れてもらった紙袋の中央に「Waft.」と店名のロゴが入ったシールが貼られていました。かなり太めのゴシック体といった印象の文字で、ぱっと目を引く文字だな、と感じました。

そのお店でお買い物をしたのは初めてで、ブランド名を認識したのもその日が初めてだったのですが、シールを貼った紙袋のおかげで、店名をはっきり記憶に留めることができて良かったです。なぜ印刷ではなくて、シールを貼ってあるのかという点に少々疑問を持っていたところ、このお店のホームページを見てその謎が解けました。

「Waft.」はもともとは「FROM FIRST MUSEE」というブランドで、2023年4月にWaft.にブランド名が変わったのだそうです。

紙袋のシールが貼られている部分をよく見ると、Waft.のシールのロゴの下に、MUSEEという文字が透けて見えました。

店名変更、ブランド名変更に伴って、従来の紙袋のままでは使うことができなくなったために、新しいロゴを示す訂正用のシールを貼って対応したということなのだと推測されます。Waft.の紙袋は、会社やショップのロゴシールの活用法として、私が身近に接した一例です。

古い紙袋を破棄して一から作り直すのではなく、新しいブランドのロゴのシールを上から貼って対応するという方法を選択することで、エコな姿勢を打ち出すことに成功していて素敵だな、と感じました。最近は企業の環境問題への取り組み方に興味を持つ消費者も多いですし、そういった観点から評価できる行動を選択している企業は、素晴らしいと思います。

友人からもらったギフトのなかでも、特に嬉しかったのが、流行りのバターサンドの詰め合わせでした。ギフトを受け取ってまず印象に残ったのが、中央にショップのロゴ入りシールが貼られたバターサンドのパッケージのデザイン性の高さです。

BonbonROCKettという店名とKOBEという地名が、流線型とゴシック体を組み合わせて描かれたインパクトのあるロゴは、お菓子に対するおしゃれなイメージを想起させてくれました。店名のロゴデザイン自体は共通で、クリームサンドの種類の違いによってシールの色に変化が加えてありました。

Cream Sandiesと呼ばれる厚手のクッキーを使った王道のバターサンドにはナチュラルでやわらかなベージュをベースにしたシール、Gram ROCKettと呼ばれるやや薄手のクッキーを使ったモダンなバターサンドにはくすみ系のグリーンをベースにしたシールが貼られていて、それぞれの商品の違いがカラーでうまく表現されているところに感心しました。

どちらのシールにも、流線型とゴシック体で表情豊かに表現した店名のロゴがしっくり馴染んでいて、お店のオリジナリティが感じられる仕上がりになっているところが素晴らしいと思います。バターサンドは、品質保持のために丁寧にひとつずつ銀紙で包んで供されますが、そのままでは中身が不明な上、やや地味な印象を受けてしまいます。

会社のロゴが入った大きなシールが貼ってあることで、商品名や店名が分かりやすくなるだけでなく、デザイン面でもポイントになっているのが、心憎いところではないでしょうか。話題のスイーツのパッケージにとっても、会社のロゴシールは欠かせない存在であり、縁の下の力持ちとしてお菓子の人気を支えているのだな、と思います。

「b idol」というコスメブランドのオンラインショップで化粧品を購入した際、ノベルティとしてロゴ入りステッカーをもらいました。ブランドロゴマークが変更になったのを記念して作られた非売品のシールだということで、購入品に添えられていて嬉しかったです。

ブランドの頭文字にあたるbと、ハートマークを組み合わせたロゴで、コスメに対するワクワクした気分を表している感じがしておしゃれだな、と思いました。ロゴステッカーは4.5cm×4.5cmの正方形で、最初は本を読む時の栞代わりにしていました。

その後、せっかくの素敵なデザインをもっと活用したいと考えて、スマホケースに挟むことにしました。友人がステッカーを挟んでスマホケースをアレンジしていたのを見て、いつか自分もやってみたいな、と思っていたので、ロゴシールのおかげで実現できて嬉しかったです。

これぐらいのサイズ感は、スマホケースに挟むのにはぴったりなので、ノベルティでもらえると上手に活用しやすいと感じました。

アウトドア好きな友人に誘われてキャンプに行った際、友人が持っているアウトドアグッズのセンスに感心しました。なかでも、印象に残っているのが、人気アウトドアブランド「CHUMS」のロゴシールを貼ってアレンジしたクーラーボックスや収納ケースです。

シンプルなボックスが、CHUMSのロゴシールのアレンジによって、ぐんとおしゃれに表情豊かに見えているところがすごいと思いました。ロゴシールの持つ魅力を改めて実感したひとこまでした。気軽に使えるロゴシールをもっと活用したい、と思うきっかけにもなったような気がしています。

以前から気になっていたカフェを訪れた際、壁に付けられたアクリル板に店名のロゴマークが入ったシールが貼ってありました。クリアタイプのシールで、アクリル板から店名が浮き彫りになっている感じがして、とてもおしゃれな感じがしたのを覚えています。

注文を受けてから一杯ずつハンドドリップでコーヒーを淹れてくれるというこだわりのスタイルを持つカフェにぴったりの洗練された印象の看板だと思いました。看板の掲げ方にも色々お店の個性が表れるものなのだな、と思って、それ以降は店名表示をより意識して見るようにしています。

会社のロゴマークが入ったシールやステッカーは、私たちの日常生活に溶け込んでいるものです。商品のパッケージや紙袋にロゴ入りシールが貼ってある例は、探してみるとたくさん見つかります。特に、お菓子やパンのパッケージには、ロゴ入りのシールがアクセントとして貼られていることが多いものです。

ノベルティとして、ロゴ入りシールをプレゼントする企画を実施するブランドもあります。ノベルティの場合、シールやステッカーを受け取った人のセンス次第で、色んなアレンジができるのが魅力です。